Voice

90.真実は人の数だけ存在する 91.Woman 92〜101
87.Adagietto 88.涙 89.grandpa
84.OK牧場の血統 85.無条件 86.アイゼナハ
72〜81 82.ショウジョノユメ

83.gypsy

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Woman

またまた蝶のおじいさま宅を訪問
雛人形を飾るお手伝い
初めての経験
間近で段飾りを見るのは初めてかもしれない

おばあさまと昔話に花を咲かせる蝶
蝶達が補修した飾り
お母さんの代から大切にされてきた人形達
おじいさま、おばあさまの愛情の深さと寛大さ
そして絆
蝶が蝶らしく居られる場所

夜は蝶の親友 S嬢、にゃんちゅう、Y子さんが我が家に遊びに来てくれた
甲斐甲斐しい世話女房
笑顔で覆われた孤独
嗚咽…
女性達の生き様

翌日は皆で近頃のマイブーム(もう云わない?)トランプなんぞして遊ぶ
楽しいムービー、写真が撮れました
また遊びに来てくださいな

 

 

真実は人の数だけ存在する

自衛隊イラク派兵の是非
私はTVのニュースをたまに見る程度なので語るべきではないとは思うけど
何時も気になるのが「今のイラクの為に日本がするべきことは何か?」という議論から離れていくこと
「イラクの治安を守り、
同国民の平和を守るお手伝い」なんて
大義名分にも口実にもならないようなことで煙に撒かれる人
憲法解釈とか銃火器の使用云々等に話をすりかえる人
第2次大戦後の日米の関わりはともかく、論点を外してること自体に気付かないのが恐い
先の「イラクの治安を…」なんて言葉の表面的な意味だけに囚われてはいけないのだと思う
其れの是非を言い争ったところで仕方無い
憲法の解釈はどれが正しいのかなんて事も正解が無い
そもそも今の憲法は… なんて議論好きの人にやってもらえばいい
銃火器を持たせなければ我が身を守れないなんてのも、
その言葉自体は当たり前で、現地で何をするのかを明確にすれば要否はハッキリするはずなのに…
自衛隊派遣よりももっと良い方策を提示して比較検討したら、
何故「自衛隊派遣」なのかも明確になりそうなものなのに…

「物事を天秤に載せて測る時、その天秤は更に大きな天秤の上に載っていることを忘れてはならない」
何時か何かで読んだこの言葉、私は何時も大事な時に忘れてしまう…
私は視野が狭いと云われる
もっともらしい言葉で煙に撒かれてしまうし、
自分すら大きな天秤に載っているモノの1つだという事を忘れてしまう

 

 

grandpa

蝶のおじいさま宅へ3度目の訪問
私にはおじいさんの記憶が無いので話を聞くだけでも楽しい
子供を育て上げた人達の言葉の重みを改めて感じた夜

 

 

昔々のこと
人間関係やセクハラまがいの言動に涙する人がいました
話を聞いてみると、そんなことをする相手の人達は精神的に幼い…
でもその人は相手に非を認めさせたい、言い負かしたい…そんな気持で一杯です
私はこういいました
「相手は精神的に幼い、その人に張り合ってはあなたも精神的に幼いことになる。
 そんなことはないはずだから同じ階層に立つことはせず、
 精神的に大人だということを見せたほうが良い。
 そして心の隅で相手を哀れみ、笑ってやりなさい」と…
今思うとなんて分かったような、傲慢な考えとも思えるこの言葉は
その人にとって「私の考えが間違っているというの?」「どうして分かってくれないの?」
という気持にしかさせなかったのでしょう
黙って聞いて共感するべきであったのかも…
「そうだよね、ひどいよね」って
それでは解決しない、この先同じようなことで苦しみつづける
そう考えた上で伝えたつもりでしたが
何が正しいのかなんてこの場合意味が無いのかもしれません
わたしは“自分の考え方が正しい”というエゴを押し付けることしか出来なかったのです

ある人が教えてくれました
「 “他人が自分を正当に評価してくれない”という感情は
 “自分が他人を正当に評価していない”という心の裏返し」
受け入れられること、認められること、誉められること、賞賛されること
そう云ったことを心の拠り所にしている限り、
“裏切られる” “傷付けられる” 恐怖が付きまとうのかもしれません
「 たとえ相手に非があったとしても
 其れを責めること、改めさせることが解決にはならないのかもしれません
 生きている間には数え切れないほど そういった場面に立たされることになるのだろうから
 全てを相手にしていたら疲れきってしまうだろうから…」

 

 

Adagietto.Schhr langsam

小樽雪あかりの路ゆうばり国際ファンタスティック映画祭の時期だ
前者はマイナス7度、雪の降る中で
すぐに使えなくなる電池を取り替えつつ手持ちで撮りまくったな
2/15までで 17〜21時です ※17時前は蝋燭に火が灯りません
私は今年は止めておきます 去年と違う写真を撮れる自信が無いので

後者は2/19〜2/23
ふと気がつくと隣に女優さんが!ってことがあるのが ゆうばりならでは
去年虜になった中野裕之監督の「Short Films」はDVDを手に入れて見まくってます
夕張にはおばあちゃん一人で切り盛りする有名なラーメン屋さんがある
去年は行列が出来ていたので諦めたけど…
今年はどうしよう? 此処も寒いんだよね
各会場内は勿論暖かいのだけれど、寝るときがね
日帰りはちょっと勿体無い そう 夜のほうが面白いので
「A TALE OF TWO SISTERS」が気になる すごく気になる
DVDになるまで待てるか?

 

 

アイゼナハ

“今はもう 違う誰かを愛するあなた”

…たとえば全てのヒトが初めて愛した人と一生添い遂げられたなら
この思いはこんなにも胸を苦しめたりしないだろう
恋愛が一生に一度で済まないのなら
当然のように “あなた” は “私” ではないヒトを愛する時が来る

「私だけを好きでいてほしい」
「私だけに優しくしてほしい」
そう願った少女の恋焦がれるヒトは
誰かにとっての “今はもう 違う誰かを愛するあなた”
そして そのヒトの記憶の中にも
“今はもう 違う誰かを愛するあなた” が居るんだろう
そう 恋愛が一生に一度で済まないのなら
“あなた” は “私” でないヒトを愛してしまう

だから “今はもう 違う誰かを愛するあなた” に笑顔でこう云えたら良い
“私は今 幸せです” と
「あなたが居なくても大丈夫」 とか
「あなたなんかじゃなかった」 でなく

 

吐露された少女のココロと繰り返す歌が
“悲しみに溺れることの快楽と苦痛”という言葉と共に
この短文をイメージさせたのです

 

 

無条件

無条件で愛して

私を ありのまま受け入れて

私を思いやるフリをして

思い通りに操ろうとなんてしないで

私の何処がイケナイの?

私の何が間違っているの?

全てあなたが正しいの?

 

時々私は私がキライになる

愛されない私

認めてもらえない私

信じてもらえない私

私は叫ぶ

もっと私を見て

私は泣く

もう私なんて見ないで

 

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私=たらふく(自身)ではありません
でも何処か、自身なのかもしれません
いつも書いた後に思うのだけれど
“Voice”は現実の私のココロであったり
私の妄想が生んだ誰かのココロだったりするのでしょう

 

 

OK牧場の血統

トリビアの泉ネタ
「OK牧場」は心理学用語である
ということで、人間の分類の1つとして

1.自分にとって 自分はOK and 他人もOK
2.自分にとって 自分はNG but 他人はOK
3.自分にとって 自分はOK but 他人はNG
4.自分にとって 自分はNG and 他人もNG

というマトリクスに分類するというもの
これを「待ち合わせに相手が10分遅れた時の自分の感情」を例にして
当てはめる

1.相手に何か避けられない事情が出来たに違いないから、落ち着いて待つ
2.自分の記憶違いかもしれないので、何度も手帳を見直す
3.自分を待たせるなんてけしからんと、怒る
4.世の中は約束を守らない人ばかりで、自分もそうである

それぞれ、以下のタイプに分類されるらしい
1は正常な人間関係を持てる人
2は悪いのは何時も自分
3は悪いのは何時も他人
4は自閉症タイプ
だったかな?

で、私は2を選び、蝶は1を選んだ
あ、当たってるぅ…
これって遺伝じゃないな、両親はどれかと云うと3のタイプだったから

 

 

gypsy

天窓から月明かりが降り注ぐ部屋で
彼女は私にそっと耳打ちする
「無くしたモノなど忘れなさい」
彼女が発する衣擦れの音が 私に幻覚を見せる

此処は遠い異国の地
見たことも無い数の星が煌く空
小さなテントに眠る私の元に
ジプシーの娘が訪れ ランプの明かりを消した
娘は黙って私に跨る
私は昂揚する
やがて達するときに 私は貴女の名前を洩らしていた
けれど娘にはそれが賛美の言葉に聴こえるようだった

娘は夜毎現れた
抱いているのか 抱かれているのか
時折娘の頬を伝い 私の胸に落ちるモノが 娘を縛り付けているように感じた
娘を救いたいと思う気持が
自分が救われたいというココロだということに気づかずに
私は夜毎娘の訪れを待った

朔の前の晩 娘は現れなかった
翌晩 私はランプを消して娘を待った
星明りは私のテントを照らしてくれているだろうか

随分と待ってみたが 娘は現れなかった
娘が訪れなくなった理由をあれこれ考えて
思い当たることがあまりに多くて 苦しくなった
「それであれば仕方ない」
私は自分を納得させる理由を用意した

ようやく眠りについた頃
娘の咽ぶ声がする
これは夢か現実か
いや娘が来たのだと ハッと目を開ける
しかしテントに人の気配は無い
余計に悲しくなって 枕に顔をうずめる

今一度 娘の咽ぶ声がする
其の声はやがて高まってゆく
娘だ
私は確信する
テントを飛び出し辺りを探す
星明りの地平に星よりも明るい光を見つけた
迷い無く其処に向かって走る
其処には少し前まで何も無かった筈だった

走ったのは ほんの少しだけ
其の筈なのに 砂の上を走ったせいか 随分走った気がした
其処には明かりの消えたテントがあった
私のものと似た其の中から 娘の声が洩れてくる
私の中に恐怖と怒りが満ちている
其れを止めることをせず 私は中に入った

娘が居た
娘が跨っているのは見知らぬ男
私ではない男

何も受け入れられない
拒絶と 絶望と 恐怖と 怒りと
其処には自分しかなかった

薄れていく意識の中で
私は娘の首を絞めていた
男は血まみれで転がっていた 私が殺したのだと思った
娘は私の目を見て微笑んだ
私の頬を拭って私に見せた
娘の指先は濡れていた
とっさに手の力を抜いて 娘を抱きしめたが
娘は息をしていなかった
微笑んだまま

娘は今居るテントが私の物ではないと知っていたのか?
見知らぬ男は誰が殺したのか?
私は… 私は真実などが知りたい訳ではなかった

天窓から月明かりが降り注ぐ部屋で
ジプシーの娘が私にそっと耳打ちする
「無くしたモノなど忘れなさい」
彼女が発する衣擦れの音が 私を幻覚に誘う

 

これはずっと前に私が見た夢
自分は何てあきれる程、自分のことしか考えていないのだろうと
心を閉ざした夜

 

 

ショウジョノユメ

好きになって欲しいの一瞬でも

好きで居て欲しいの泡沫でも

でも私を愛したなら...

愛して欲しいの永遠に

永遠なんて無いと解っているけど

変わらぬものなど無いと解っているけど

時計の針を止めることなら出来る